お兄さんは、素敵
この前無くした、とものアディダスハンカチ。
お友達から、
「とも君の気持ちが嬉しかったから」と、
お礼として頂いたものでした。
そんな風に心のこもったものを1日で無くすともを、許せない気持ちで、
毎日のように、
「学校で、ハンカチ探してきなさい」と言うのに、
「あ、忘れた」を繰り返す。
昨日は、宿題も無いって言うし、習い事も無いので、
ママ付き添いで、学校へ探しに行きました。
ともの机からは、算数のノート、他のハンカチ
先生の机のそばの、落とし物入れに、ともの消しゴム…
あのハンカチは無いねえ〜
手洗い場?トイレ?隣のクラスの落とし物入れ?
ウロウロしてたら、高学年の子が、
「何探してるの?」と、声をかけてくれました。
「お友達からプレゼントしてもらったハンカチで…」
「そりゃ、大事だね」
「学校で、落とし物を一ヶ所に集めておくとこって、あるのかな?」
「あるよ。職員室」
だよね〜〜
上級生君は、緊張しているともに、優しく「大きめにノックするんだよ」
先生が出てくると、ともの代わりに
「大事なハンカチが無いんだって〜」
と言ってくれたり。
ともだけ職員室に通されると、ママに、
「後ろの窓から、中が見えるよ」と、教えてくれたり。
ふっと、彼の上靴の名前を見ると、
覚えのある名前
「もしかして、○○君のお兄ちゃん?」
「そうだよ」
「あれ?お兄ちゃん、眼鏡してなかった?」
「治ったの」
「よかったね〜」
その子のお母さんや、周りから聞いてた話では、
彼が低学年の頃は、大変に落ち着きがなく、よく先生からも注意を受け、
相性の悪かった先生からは、
「お母さんの愛情が足りなくて、問題を起こすんだ」
と、ひどいことを言われたりしたこともあったと。
その彼が、今や6年生。
下級生の面倒を、こんなによく見てくれて、
「今、委員会の委員長なんだ」と、誇らしげに委員長バッヂを見せてくれ、
落ち着いた話し方に、
「上級生って素敵だな」と、とももママも感動。
結局、ハンカチは見つからず、
諦めて帰る時に、
昇降口に、ある先生が見えると、
「あの先生は、タコ先生。
体の中に、たくさんタコがいて、
学校を首になったら、そのタコが出てきちゃうんだ」
と、先生を前にして、平気でそんなことを、ママに教えてくれる彼には、
ちょっと困っちゃったけどね。
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