ミセス．ウガチスギ

コンニチハ！

ゴキゲン　イカガデスカ？

ミセス．ウガチスギ　デ〜ス。

2学期が、始まってすぐ、

「あーともは、元気に学校に行っているか？」と夏休みボケを心配したおばあちゃん（お義母さん）から電話がありました。

あーともは

「元気〜」と元気いっぱいに、電話で会話し、内容は運動会の練習の話に。

ママに代わり、「運動会は、いつなの？」

「10月2日の土曜日です」

「小学校の運動会は、1日（午後まで）やるんでしょ？」

「はい、お弁当持ちで」

「じゃあ、おにぎり持って行くわね」

「そのくらい、私がしますから」

「いいのよ。持って行くわ」

「お、お願いします〜」

　あ〜〜あ〜〜

ご飯物を、炊き込みとか巻き寿司とか、豪華にすれば、おかずがちょこっとでも、見栄えするじゃん？

それで、なんとか乗り切ろうと思っていたけど、１００％おかずに労力を注げと？（ミセス．ウガチスギ）

あ〜、もしかして、ウチが玄米食だから、そんなもん食えるかと、自己防衛で？（ミセス．ウガチスギ）

頭痛いわ〜

そんな、ミセス．ウガチスギの落ち込みをよそに、高〜いテンションで、次々（と感じるのも、ミセス．ウガチスギゆえ）かかってくる電話。

「おにぎりの海苔は、しっとりがいい？パリパリがいい？」

「どちらでも」

「やっぱり、パリパリがいいと思うのよ。でも学校で、海苔を巻いていられないでしょ？そっちに着いたら、家を出る前に巻くわ」

「そうですか」

「おにぎりを、何に入れていこうかと思って。タッパーじゃ、みっともないから重箱にと言ったら、おじいちゃんが、仰々し過ぎるって言うのよ」

「タッパーで充分かと…」

「ママは、おかずを作るのよね〜？ええ、わかっているわ、他所はみんな、おばあちゃんが豪華なお弁当を作ってくるんでしょう？」

「えええ〜〜〜〜！！！」

　なぜ、おばあちゃん！？

　なんか、話がすごい方向転換してませんか！？

　なんか、プレッシャー増量してませんか？（ミセス．ウガチスギ？）

とりあえず、前日に作れる物は、作っておこう。

と言って、チーズケーキを焼くのは、現実逃避か？

運動会から帰って、お茶をだす時用よ！今日食べるんじゃないから、これも明日の準備よ、と言ってみる。

そして、がんばる！

お弁当置く場所が、シートのギリギリになってしまって、土が入りそう！！

「あら、ママいろいろ作ったわねえ」

「これは、卵焼き？」

「伊達巻きです」

　普段から、「自分の卵焼きがNo.1」と言い切っているおばあちゃんに、卵焼きをだす勇気がないからです。（ミセス．ウガチスギ）

お弁当も品数はよかったようですが、お弁当も、ケーキも味の評価は聞かれず…

コーヒーだけが「おいしいわ〜」と言ってもらいました。（ミセス．ウガチスギ）

ソレデハ　ミナサン

ゴキゲンヨウ〜〜