溜飲の下がる日
火曜日に飛び込んだ、近くの小児科。
帰りに、
「状態が落ち着かなかったら、午後診にまた点滴しにおいで」
と言われた。
パンクを直して、また行くことにした。
点滴の途中、様子を見に来た先生が、
「入院したほうが、いいと思うよ〜。
良かったら、紹介状かきますよ」
「でも、こっち(あー)を、預けるとこがないんです」
と、言ったものの、
どんどん状態の悪くなっていく、ともを見ていると、たまらなくなり、
実家に電話
「(今日のことを説明して)明日、かかりつけに行って、
入院と言われたら、来てもらえない?」
翌日の朝、実家から電話
「入院になっても、ならなくても、今から行くから」
結局、入院にはならなかったけど、
夕方、先生から電話で、血液検査から、もう一度、点滴と薬の追加の必要がある、と言われ、
あーを、両親に預けて、病院に。
木曜の夕方から、あきらかに、ともが快復してきて、
一同ほっ。
そうなると、始まるんだ。
あーとものけんか。
一気に態度の変わるママに、おばあちゃんが
「病気でも、元気でも、ママは大変ねえ」
クスクスクス・・・
腹の立つときも、誰かが横で見てると、
ふっと、気が楽になる。
なにより、水曜の晩に、雨の中、ぐったりのともを抱いて、病院に行く時、
あーを、見といてもらえたのが、ありがたかった。
わざわざ、新幹線に乗って、来てくれてありがとう。
やたら、子供に腹の立つのは、ただ単に、ママの疲れのせい?
ってことは、楽だと、ママって、すっごく優しくなれるんじゃない?
ママの溜飲は、本筋とずいぶん違うところで、下がることを発見。
え〜〜〜、馬っ鹿みた〜〜い。
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